前回の回答は、
真鍛天田昭次作之(人間国宝)
昭和辛亥年二月日
でした。
特徴:本名天田誠一と称し昭和2年に新潟県で生まれた。栗原彦三郎の元で学び東京で終戦を迎え一旦は郷里新潟に戻り昭和29年文化財保護委員会より作刀の認可を得ると、昭次と名乗り本格的な作刀を始めまます。技術発表会では優秀賞を獲得する。1973年(昭和48年)から3度に亘って「伊勢神宮式年遷宮御神宝太刀」を鍛刀。1997年(平成9年)には人間国宝(重要無形文化財保持者)に認定され、2013年(平成25年)に亡くなる。
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第786回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和6年3月16日)
刃長:2尺4寸5分0厘 74.2cm
反り:0寸8分0厘 2.4 cm
目釘穴:2個
元幅:2.9 cm
先幅:1.9 cm
重ね:0.7 cm
刀剣重量: 770 グラム
体配:身幅が広く重ね厚く反りが深くつき鋒が伸びて元と先幅があまり変わらない豪壮な姿をした作品です。
地鉄:小板目肌実によく詰んで綺麗な地鉄となり、淡く白気映りが現れる。
刃紋:沸出来丸みを帯びて尖互の目が混じり鎬に達する作品で貫禄があります。帽子乱れ込んで先小丸に返る。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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