ご注文番号:23494
太刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘: 大隅俊平作(人間国宝)
昭和五十六年四月二十八日応山本周治需
鞘書: 以山城伝 研磨 無監査 平井松葉 新作名刀展 大隈俊平作
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は 大隈俊平 としては 最上作にランクされます。
鎺:金着一重
刃長:71.9cm
反り:2.8cm
目釘穴:1個
元幅:2.88cm
先幅:1.84cm
重ね:0.83cm
刀剣重量 795 グラム
時代:1981
体配 身幅尋常な重ね厚くがっしりとした作品で反りが深くつく
地鉄:小板目肌実によく詰んで山城伝の鍛がよく現れています。無監査の平井松葉氏による最上の研磨が施されました。
新作名刀展 に出品した作品です。
刃紋:直刃に葉が働き、古刀の来国俊を彷彿とさせる出来です。
特徴:大隅俊平は1932年に群馬県で生まれ、宮入行平(人間国宝)に入門し、刀匠としての修行を行い、1957年に独立しました。最も栄誉ある賞とされる正宗賞を3度受賞するほか多くの賞を受賞し、1997年に人間国宝に認定されました。古作写の作品を多く制作し、直刃の名人として知られます。
本作も古刀をよく写した作品、刃文の中にわずかに刃文が重なる様子などが見て取れ、見事な出来です。
特別保存刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形