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お知らせ

短刀:天田昭次作(人間国宝・無形文化財) (特別保存刀剣)

ご注文番号:23537

短刀: 白鞘入り(特別保存刀剣)

銘: 天田昭次作(人間国宝・無形文化財)
昭和四十四年二月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は天田昭次としては 最上作 にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:金着二重鎺
刃長:28.1センチ
反り:0センチ
目釘穴:1個
元幅:2.66センチ
先幅:2.78センチ
重ね:0.61センチ
刀剣重:205グラム
時代:刀剣重昭和44年2月
体配:身幅が広く重ねしっかりとして生刃を残した健全な作品です。
地鉄:小板目肌に杢目が混じり地沸が付き美しい地鉄となる。
刃紋:刃区より小互の目を焼き表裏の刃紋が揃い一見すると村正を思わせる作品となる。帽子小丸に返る。

特徴:小沸出来こ互の目乱れとなりさらに互の目乱れが大きくなって足がよく働き匂口が
柔らかくなり帽子小丸となり、焼き小丸に返る。刃中は足が柔らかく入り刃中、砂流しに金筋が働く。

葵美術より一言天田昭次は本名誠一と称し、父親の天田貞吉の長男として新潟県で生まれた。 新潟県は当時鉄鋼業が盛んであり彼は父親の日本刀の鍛錬を学んだ。彼は日本刀鍛錬伝習所で学び鍛錬技術を学んだ。しかし終戦となると日本刀を鍛える事を断念してしまった。 しかしやがて終戦が終わると昭和29年に作刀認可が下りて日本刀の製作が許可され第一回作刀技術発表会の置いて優秀賞を獲得した。次に政宗賞を3回取得したのちに伊勢神宮式年遷宮神宝太刀を通常の著名になる刀工と同様に回3回奉納し1997年(平成9年)に人間国宝すなわち重要無形文化財に合格した。彼は通常の刀剣製作に飽き足らず備前伝、大和伝、山城伝などの作品を手掛け相当に技術を上げた。 2013年(平成25年6月26日)惜しくも85歳で亡くなられた。村正は刃紋が欠け出すとくろが目立つが、この短刀は綺麗な部分がほとんどで素晴らしい出来をしております。本作の無形文化財、人間国宝の作品を是非お求めください。

特別保存刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形

価格 1,500,000円(消費税、送料共)

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