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鑑定会 : 第801回


前回の回答は、
延次(青江) 
でした。

特徴:延次は青江家次の子で古青江の一派である。 
作品は極めて少ない。青江は一般に刀銘が多いがこのように太刀銘にきる作賓もある。
製作年代は鎌倉時代中期建長の頃1249年の作品と言われている。今から774年経過した刀で
目釘穴1個で生茎であり鑢目まで見える極めて珍しい作品です。
詰んだ素晴らしい地鉄ですがよく見ておりますと地景が入り細かな地鉄が見えて参ります。
研磨も最上でありよく地鉄の地景を研ぎ出したと感心いたします。
飽きの来ない最上の地鉄と明るく冴えた素晴らしい地鉄、刃紋です是非お勧めしたい見事な出来です。 
生中心の珍しい作品であるとともに太刀名であるのが嬉しいですね。
774年という長きにわたり現在まで大切に保管され続けてきたこの太刀を今後ぜひ持ち続けて行って欲しい作品です。

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第801回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和6年6月29日)

刃長:62.9センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:4個
元幅:2.68センチ
先幅:1.65センチ
重ね:0.57センチ
刀剣重量: 505グラム
体配:身幅やや狭く長さは擦りあげられて、やや短い、
鋒やや長く反りが深く体配のよい作品です。
地鉄:小板目肌良く練れて淡い映りが現れる。
刃紋:表裏の波紋が揃い互の目乱れにのたれ刃に
直刃が混じり、明るく冴えた作となります。鋒は三作風の小丸に返った作品です。又、刃文と刃文の谷間に金筋がよく働いております。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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