日本刀販売、刀剣販売、日本刀の買い取り、委託販売、日本刀オークションの開催

info@aoijapan.jp

営業時間 10:00~18:00 (月曜定休日)

東京都渋谷区代々木1-54-6

お知らせ

刀:無銘(尻懸)(第13回重要刀剣)

ご注文番号:24105

刀:白鞘入り、拵え付き(第13回重要刀剣)

銘: 無銘(尻懸)

鞘書:薫山博士鞘書 大和尻縣則長
刃長二尺2寸9分 昭和乙巳年(1965)秋 薫山誌 花押

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(尻懸)としては 最上作 にランクされます。

鎺:金着一重
刃長:69.5 センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:2個
元幅:2.95センチ
先幅セ2.06ンチ
重ね:0.71センチ
刀剣重量:805グラム
時代:鎌倉時代末期頃
体配:大摺上無銘で身幅、重ね尋常な肉置きの良い作品です。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地錵が付き地錵が良く付精良な澄んだ美しい地金となる。
刃紋:細かな柾目肌が実に良く詰んで美しい。
小錵出来直刃に二重刃が混じり所々小足が入り帽子丸く返る。

特徴:大和尻懸派(しっかけ)は、現在の奈良県天理市岸田町尻懸の刀工である。尻懸の名は大和神社の神輿が休息する為に設けられた四角い台石(尻懸石)からきている。代表的な刀工は則長である。初代則長は則弘の子と伝えられ、文保三年(1319)四十八歳の行年銘の入った作が現存する。同銘数代があったという。

拵:
鍔:円形に鉄鍔に四角形の鉄の線を入れもう一方にも同様な線を入れる。赤坂風の鍔です。
縁頭:二匹の動物をほりめには金象嵌を入れる。富随と銘がある。
鞘:朱塗の鞘
目貫:藻唐子宗典風の鎧を着た侍が槍と刀を保持する図柄

葵美術より一言:本作は尻懸派の特徴が良く出ており瑕や欠点のない素晴らしい地金です。 是非御薦めしたい作品です。この重要刀剣が第13回と早い時期の重要刀剣で地鉄が美しく刃文も見事な乱れ込んだ作品をしております。鋒もながく二筋の流れる様の線が切先に流れいかにも大和尻縣と言える作品です。また重量感もあり凌ぎ地も板目、杢目さらに柾目が入るなど時代の古さを感じさせる。

第13重要刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形

価格 2,950,000 円(消費税、送料共)

ご注文はこちら