ご注文番号: 24543
脇差:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:坂倉言之進照包
鞘書:坂倉言之進照包 出来見事なり 1尺9寸2分半 寒山
新刀:上々作 大業物 摂津
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は坂倉言之進照包 としては上々作にランクされます。
はばき:金着二重
刃長:58.3cm
反り:1.4cm
目釘穴:1個
元幅:3.07cm
先幅:2.15cm
重ね: 0.63cm
重量:545g
時代:江戸時代天和頃
体配:身幅広く重ねやや厚くがっしりとしたほぼ刀の長さの大脇差
地鉄:小板目肌良く詰んで地沸が付き精良な大阪地金となる。
刃紋:錵出来、匂口の深い互の目乱れとなり刃中砂流、金筋が盛んに働き足が良く入る。帽子匂口の深く丸く返る。
特徴:
坂倉言之進照包は初代越後守包貞の弟子で、その後養子となり二代を引き継いだが、延宝8年頃に初代の実子に越後守包貞の名を譲り、自らは坂倉言之進照包と改銘した。特に後期の作品では助広風の華やかな濤乱刃などを焼き、新刀屈指の名工と高く評価されている。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押形
価格:1,200,000円