ご注文番号:24394
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘: 延寿宣次作
昭和五十七年十二月日
主中川克則 北辰物産社長就任
平成五年春吉日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は延寿宣次としては上々作にランクされる作品です。
鎺:金着一重
刃長:72.9 センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:1個
元幅:3.36センチ
先幅2.60センチ
重ね:0.79センチ
刀剣重量:985グラム
時代:昭和57年12月
体配:身幅が広く重ね厚く三棟となり、反りが深くつき、
切先やや伸びた配の良い姿をした作品となります。
地鉄:小板目肌に柾目が入り、良く練れて肌目がよく見て取れる地鉄となります。
刃紋:刃中、砂流、金筋が働き一見すると清麿を思わせる見事な作品です。帽子は乱れ込んで返る。
特徴:この作品は北辰物産の社長のために製作された刀で慎重に製作された痕跡が伺えます。残念ながら親子はすでに他界され、やむをえずご処分される事になった刀です。 したがってこの刀を製作することを依頼した時から失敗のないように製作を続けて完成させた作品と言えます。
葵美術より一言:延寿宣次は無監査であった源盛吉の息子が延寿宣次作と称し父親とは幾分製作に偏りがあり清麿を目標として製作しているところがあります。 なお現代刀でありながら特別保存刀剣を取得しております。
特別保存刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形
価格:900,000円