前回の回答は、
(金象嵌銘)了戒
本阿(花押)
でした。
特徴:晴らしい了戒の作品で直刃調に足がよく働き匂口の深い部分や葉などが働き帽子も丸く匂口が深く変えるなど
出来の良さを感じます。茎にある金象嵌はしっかりとしておりますので、鎌倉中期に上がるこの作品730年前の作品をぜひお勧めいたします。
この金象嵌によって当時の鑑定家が鑑定したものと現在鑑定した作品とが一致しております。
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第821回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和6年11月16日)
刃長:72.1 センチ
反り:1.8センチ
目釘穴:1個
元幅:3.20センチ
先幅:2.14センチ
重ね:0.67センチ
刀剣重量:760グラム
体配:身幅が広く重ね厚く反りが深く鋒やや伸びる。
体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌よく詰んで精良な地鉄となります。
刃紋:沸出来互の目乱れとなり足が長く入り帽子丸く返る。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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(弊社都合により鑑定コーナーに関するメールには返信できませんのでご了承ください。)