ご注文番号: 24130
刀:白鞘入り、拵え付き(第20回重要刀剣)
銘(金象嵌): 了戒
本阿(花押)
鞘書:第20回重要刀剣
山城国了戒 光一金象嵌花押有之
刃長二尺三寸三分有之
昭和壬子年弥生吉日
古刀:上作:大業物:山城
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は了戒としては 最上作 にランクされる作品です。
鎺:金着二重
刃長: 2尺3寸3分(70.6cm)
反り:7分5厘(2.3cm)
目釘穴:2個
元幅:2.76cm
先幅:1.78cm
重ね:0.54cm
刀剣重量:540g
時代:鎌倉時代後期
体配: 身幅重ね尋常で、反りがやや深くついた大刀に棒樋を彫る。
地鉄:小板目肌よく詰んだ綺麗な地鉄
刃紋:匂口の深い沸出来直刃を基調として小足、葉がよく働き、沸づいて砂流しがかかる。帽子尖りごころに小丸に返る。来国俊を思わせる。
特徴:了戒は鎌倉時時代中期から後期にかけての来派の刀工で、来国俊あるいは来国行の子と伝えられる。
拵:
鐔:円形の鉄鐔、武者の図、銀覆輪
縁頭:赤銅魚子地、武者の図
鞘:鮫皮
葵美術より一言: 複雑な変化を見せる見事な刃文で素晴らしい了戒の作品です。
第20回重要刀剣指定書
葵美術鑑定書
全身押し形
価格:3,500,000円