ご注文番号:AS24464
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:肥前国住近江守忠吉(6代)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は忠吉(6代)としては上々作にランクされる作品です。
鎺:金着二重
刃長:2尺2寸4分(67.88センチ)
反り:6分(1.82センチ)
目釘穴:1個
元幅:2.97センチ
先幅:2.11センチ
重ね:0.61センチ
刀身重量:710グラム
時代:江戸時代、天明から寛政頃
体配:身幅重ね尋常な体配の良い刀。
地鉄:板目肌良く詰んで地錵が付き地景が入って典型的な小糠肌、所謂肥前の地鉄をした美しい地鉄となる。
刃紋:沸出来、直刃に足が盛んに働き匂口が深い。
帽子丸く返る。
特徴:橋本新左衛門と称し父が存命中は忠広と銘ず。寛政2年6月に近江守を襲名する。
作風は五代忠吉と酷似した作品を製作する。文化12年12月6日に亡くなる。
拵:
鍔:四分一地の円形つばに龍の図を彫る。
縁頭:赤銅魚子地に獅子と笹の図を高彫りし金で色絵をほどこす。
鞘:黒蝋色刻鞘
目貫:獅子の図を金色絵
葵美術より一言:本作は肥前国近江守忠義6代目の作で、優れた地鉄を兼ね備えた美しい作品です。刀工の技および状態の良さを是非お勧めします。
特別保存刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形
オークション開始価格:1,350,000円