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お知らせ

短刀:繁平作

ご注文番号:AS24532

短刀:白鞘入り

銘:繁平作
祖父勇より隆之へ 
昭和五十五年春吉日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は繁平としては上作 にランクされる作品です。
鎺:金着一重
刃長:25.5センチ
反り:0センチ
目釘穴:1個
元幅:2.37センチ
重ね:0.58センチ
刀剣重量:160グラム
時代:現代
体配:身幅、重ね尋常な体配がよく三棟の作品で
表裏に二つ筋が入り綺麗な体配をした作品です。
地鉄:小板目肌よく練れて精良な地鉄となる。
刃紋:直刃に小足が入り帽子丸く返る。

特徴:本名渡辺繁美氏は刀匠銘渡辺繁平と称し、昭和17年生まれで新潟県でご活躍されております。 
人間国宝であった宮入昭平 の門で修行をし技術を伸ばし新作名刀展では数々の賞を獲得する
特に優秀賞、奨励賞、努力賞など上位 の刀工として活躍した。
葵美術より一言:本作は身幅が広く重ね厚くがっしりとした作品で相州伝を見事に写しております。
沈みごころの匂口の深い互の目乱れに足がよく入り柔らかく。帽子は激しく働き金筋、地には地景が入る見事な作品です。

葵美術より一言:刃紋は直刃刃紋でよく締まり一見すると精良な作品となり鎌倉時代の短刀を彷彿とさせる。
鎌倉時代から短刀の製作が見られ江戸時代は短刀の製作が殆どなくなり末期になると多くなります。
これは戦争が多くなると増えていくという傾向が強くなります。
出来の優れた作品であるのでぜひお勧めいたします。

葵美術鑑定書
全身押し形

オークション開始価格:250,000円

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