ご注文番号:24720
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:河内守国助 (二代・中河内)
新刀:上作:業物:摂津
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は河内守国助 (二代・中河内)としては 上々作 にランクされる作品です。
鎺:銀一重
刃長:72.5センチ
反り:0.9センチ
目釘穴:1個
元幅:3.02センチ
先幅:2.0センチ
重ね:0.74センチ
刀剣重量:780グラム
時代:江戸時代寛文の頃
体配:身幅尋常な反りが浅く、鋒が伸びた作品です。
地鉄:小板目肌よく錬れて詰んだ地鉄となる。
刃紋:沸出来刃区から直刃、その先互の目乱れや拳丁子がよく現れる。帽子の垂れて丸く返る。
特徴:初代と3代の間介在するので中河内と称する。丁子刃を得意とするところから新刀一文字と称する。
葵美術より一言:これらの年には幕府から町人帯刀令禁止令などが次から次へと出された為多くの刀工の失業が発生して一般鍛治に転校した者が多かったと言われております。国助の3代は2代に似ており2代の代作をかなり行ったとも言われております。もちろん本作この作品は2代の作品です。拳丁子と言われる拳状態の刃紋がよく見て取れます。
特別保存刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形
価格:1,200,000円