前回の回答は、
無銘(伝 千手院義弘)
でした。
特徴: 千手院派の名工に、千手院義弘がおります。越中江義弘(郷義弘)と同一人物とも言われております。この千手院義弘は需要刀剣に合格しており、相州伝の働きを存分に発揮した作品です。刃は明るく冴え、刃中には砂流・金筋がよく働いております。映りも現れて最高傑作と言われた作品であります。
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第827回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和6年12月28日)
刃長:69.8センチ
反り:1.1センチ
目釘穴:2個
元幅:3.32センチ
先幅:2.44センチ
重ね:0.74センチ
刀剣重量:880グラム
体配:身幅が広く重ね厚く反りの浅い,
鋒の伸びたがっしりとした作品で1寸程の区送、磨り上げがあります。
地鉄:小板目肌よく錬れて精良な地鉄となる。
刃紋:互の目乱れに足がよく働き、帽子にも同様に足が入る。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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