ご注文番号: AS24274
脇差:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)
銘:(枝菊紋)備中守橘康広
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は康広としては上作にランクされます。
鎺(はばき): 銀一重と金着一重
刃長: 39.8 cm
反り: 0.6 cm
目釘穴: 1個
元幅: 2.92 cm
先幅:2.23 cm
重ね: 0.66 cm
刀剣重量: 410 g
時代: 江戸時代、寛文頃(1661-1673年)
体配:身幅重ね尋常な脇差
地鉄:小板目肌がよく詰み、精良な地鉄となる。
刃紋:匂出来丁子乱れに互の目乱れが交じる。
特徴:新刀:業物:中上作:摂津国
備中守橘康広は江戸時代、紀州石堂派の刀工で、和歌山藩の藩工を務めた後、大阪にうつり、大阪石堂派の始祖となっている。一文字風の丁子乱れや濤瀾刃を焼いた。
拵:
鐔: 木瓜型の赤銅魚子地に鳥と牡丹の図を彫る。
縁頭: 赤銅魚子地に菊水図を彫り象嵌色絵をする。
目貫: 植物図
小柄: 赤銅魚子地に菊花図
保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書・全身押し形
オークション開始価格:400,000円