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お知らせ

鑑定会:第290回



前回の回答は、
無銘(尻懸) でした。
特徴:大和五派の一派である尻懸は大和則長の一門で同銘が相次いで数代存在する。
大和神社で神輿が岸田にきて四角な台石、
すなわち尻懸石が設置された為その付近を尻懸と俗称された事が由来と言われる。
本作は尻懸派の特色が顕著であり特に強い光の錵をあしらい食い違刃のかかる様は
徳川本家に伝来した重要美術の在銘作を思わせる物があり地刃共に健全で出来優れた出来映えで
ある(重要刀剣図譜より)則長は文永5年に生まれている。
本作に尻懸は柾目肌が見事で大和派の保昌を思わせる作品で殊の外出来が良い。瑕欠点のない作品です。
是非この名作をお求め下さい。
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第290回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成26年5月9日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
刃長:2尺3寸3分(70.60センチ)
反り:5分5厘(1.65センチ)
目釘穴:2個
元幅:3.09センチ
先幅:1.99センチ
重ね:0.83センチ
体配:身幅、重ねしっかりとした長さも充分ある体配の良い刀
地鉄:板目はだ良く練れて地錵が付き地景が入り
直胤独特の渦巻き状の地金となる。
刃紋:錵出来互の目乱れ足良く刃入り刃中、砂流、金筋が盛んに働く
帽子、のたれて丸く返る。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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