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お知らせ

鑑定会:第334回



前回の回答は、
備州長船忠光/文明十六年八月日でした。
特徴:備州長船忠光は則光の子で当時戦法方法も異なり、
地上戦が一般的となり扱いやすい刀が好まれる様になった。  
勝光、宗光、則光、祐定等が活躍した時代であります。
文明頃には彦兵衛忠光が本作の作品に当たり、見事な精 美な地金に華やかな丁字乱れを
焼きあげて帽子乱れ込む見事な作品であります。
本作の忠光は俗名をうってはおりませんが問題なく上々作として評価される作品です。
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第334回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成27年03月27日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
刃長:72.0センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:2個
元幅:3.20センチ
先幅:2.40センチ
重ね:0.53センチ
体配:大摺上で茎の下部に銘が残り身幅3.2センチと広く、
重ね鎬地をそぎ落とし、切先大きく堂々とした体配をした刀
地鉄:小板目肌に杢目肌が混じり精良な良く練れた綺麗な地鉄となり
地には映りが現れる。 鎬地は板目に柾目が流れる。
刃紋:小錵出来、匂口の深い互の目乱れ、二重刃となり
刃中、砂流細かな金筋が働く。帽子やや丸く返る。
ヒント
1:銘が茎の下部に残る
2:がっしりとした作品で地に鮮明な映りが現れる。
3:銘は鑑定出来なくて良いですが時代と國を当てて下さい
4:刃紋は匂口の深い互の目乱れで刃中に足が良く入り刃縁が柔らかい
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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(弊社都合により鑑定コーナーに関するメールには返信できませんのでご了承ください。)