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お知らせ

鑑定会:第339回



前回の回答は、
藝州桑名住村正作でした。
特徴:村正は伊勢国桑名で活躍した刀工で妖刀村正と云われる。
家康の祖父清康と父広忠は村正の刀で暗殺され、長男の信康は切腹させられる際に
村正の刀で介錯され、家康自身も村正の槍で負傷したという処から徳川家にとっては、
村正は忌み嫌われる事となり田野辺先生が鞘書で記載されている様に
村正帯刀禁止令がだされたと言われている。そのためかなり多くの短刀は、
本作の如く銘の部を削り取ったりされた作品が多い
妖刀村正と云われ逆に徳川家に対して好意を持たない大名は、
積極的に村正を求めたと言われております。
村正の弟子には正重を筆頭として千子正真等が活躍する。
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第339回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成27年05月15日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
刃長:2尺3寸2分(70.30センチ)
反り:4分5厘(1.35センチ)
目釘穴:2個
元幅:3.0センチ
先幅:2.39センチ
重ね:0.68センチ
体配:約2寸程の区送りがあるが表裏に棒樋を彫り身幅尋常で
重ねやや厚く反り適度に付き切先の延びた体配の良い姿をした刀
地鉄:板目肌良く詰んで練れ地錵が良く付き、
柾目に流れ地景が板目に沿って働き、破綻の無い素晴らしい地金となる。
刃紋:錵出来、匂口深く二重刃となり内除風となり刃中、足太く、
砂流しが働き金筋が良く働く。
帽子同様に錵強く太く先に行って丸く返り強い金筋が働く。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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