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お知らせ

鑑定会:第363回



前回の回答は、
加州住二代兼若/延宝五年八月吉日
でした。
特徴:加州住二代兼若は又助と称し兄の景平の辻村家を相続する。
延宝5年66歳で亡くなる。本作は亡くなる年に制作された作品で
殊の外出来がよく、亡くなる年の力を振り絞って制作された作品と言えます。
素晴らしい研磨が一層作品を引き立てております。 地金の柾がかった
地金の素晴らしさ特に地景の様は兼若独自の素晴らしさと言えます。
是非皆様にお薦めしたい作品です。
裏銘の延宝五年八月吉日は貴重です。同年延宝五年に三代兼若が引き続ぐ。
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第363回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成27年11月20日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
この刀はだれでしょうか。
刃長:2尺4寸6分(74.54cm)
反り:4分(1.21cm)
目釘穴:3個
元幅:3.04センチ
先幅:2.11センチ
重ね:0.85センチ
体配:身幅広め重ねやや厚く反り適度に月切先延びごころの刀
地鉄:小板目肌良く詰んで地錵が付き潤いがあり精良な地金となる。
刃紋:刃区より直刃出来、匂口やや深く先、匂口の深い互の目乱れとなり
刃中、足良く働き、砂流、金筋が盛んに働く。
刃紋に虎の尻尾と称する刃紋が見て取れる。 帽子、丸く乱れ込み焼き下げる。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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