前回の回答は、
大和守吉道(初代)
でした。
特徴: 大和守吉道は大阪初代吉道の次男で三品宇左衛門と称し、
作品は河内守国助に似る。器用な刀工で簾刃も焼くが本作の如く、
匂口の深い互の目乱れが得意で、本作は初代大和守吉道の傑作刀で
薫山先生の鞘書があり佳作と書かれている。
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第364回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成27年11月27日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
この刀はだれでしょうか。
刃長:71.1センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:1個
元幅:3.11センチ
先幅:2.24センチ
重ね:0.66センチ
体配:身幅が広く重ねやや厚く
反り適度に付いて切先やや延びごころの体配の良い刀
地鉄:小板目肌良く練れて地錵が付き綺麗な小糠肌となる、
刃紋:錵出来、互の目乱れに丁字乱れが混じり
逆さ丁字乱れが混じり小足、葉が良く働く
帽子のたれて先、尖り御頃に掃掛て返る
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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