前回の回答は、
無銘(長船重真) でした。
特徴:重真は元重の弟、あるいは門人と言われ、左兵衛尉と称し、
後に相州で貞宗の弟子となった刀工である。
作風は直逆足にて元重、近景に似た作品です。
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第380回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成28年3月25日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
この刀はだれでしょうか。
刃長:69センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:3個
元幅:2.925センチ
先幅:2.21センチ
重ね:0.67センチ
体配:大摺上無銘で大切先の体配をした鋭さの有る体配をした刀。
地鉄:小板目肌に杢目が混じり実に良く練れて地錵が付き、
潤いがあり精良な地金となる。
地には鮮明な映りが現れる鎬地同様に板目肌に柾流れとなる。
刃紋:直刃基調に足が良く刃入り刃縁柔らかくふんわりとして、
明るく冴えて帽子同様に先焼詰め風となる。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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