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お知らせ

鑑定会:第435回



前回の回答は、
無銘 (千代鶴)
でした。
特徴:千代鶴の名は越前来の祖、國安の童名を千代鶴丸と称したことに因んでいる。
初代國安は来の流れを汲み、越前に移住し現在の福井県武生市または敦賀市に居住したという。
在銘のものは国安親子二代、守重、守弘の数工に限られ、國安と同時代の傍系に重國、國行がある。
千代鶴というめでたい名が喜ばれ賀寿、冠婚祝儀用に古来から人気が高い。
千代鶴守弘は銘鑑には初代~四代があり、初代は南北朝時代中期の文和頃(1352~)で来國安の子とされる。
二代は南北朝時代末期の至徳頃(1384~)、三代が室町時代の応永頃(1394~)、四代は室町時代の嘉吉頃(1441~)である。
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第435回:今回の鑑定 誰でしょうか?(平成29年4月22日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
刃長:76.6センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:1個
元幅:3.24センチ
先幅:2.59センチ
重ね:0.80センチ
刀身重量:1000グラム
体配:身幅広く、重ね厚く、反り適度に付き、大切先となり体配の素晴らしい刀。
地鉄:板目肌良く練れて地沸付き、所々地景が入り精良な地金となる。
刃紋:小錵出来、互の目乱れとなり、尖り刃を交え、匂口深く刃中、砂流、長い金筋が働き
帽子、乱れ込んだ相州伝の最高峰を行く見事な刃を焼き大切先の中に描く
刃紋の下に微かに柔らかな焼きが入り、刃紋明るく冴え冴えとした作品です。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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