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鑑定会 : 第499回


前回の回答は、
近江守法城寺正弘(初代)
(金象嵌)寛文元年六月十日
山野加右衛門永久(花押)
二ツ胴截断  
でした。

特徴:近江守法城寺正弘は江戸法城寺一派として活躍し
その体配からやや時代が古く寛永頃から活躍すると考えられる。
江戸時代になると江戸での刀鍛冶が大いに活躍し
正広、吉次、正照、兼重等が有名であり虎徹も同様に活躍する。
特に注目されるのは虎徹と作域が良くにているところです。
本作は匂口の深めの刃紋で魅力溢れる作品と言って良いでしょう。

第499回:今回の鑑定 誰でしょうか?(平成30年8月11日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

刃長:76.6センチ
反り:3.0センチ
目釘穴:1個
元幅:3.37センチ
先幅:2.51センチ
重ね:0.72センチ
体配:身幅広く、重ね厚く、反りの深い長寸の刀。
表裏に棒樋と添樋を彫る。
地鉄:板目肌実に良く練れて地沸が付き精良な地金となる。
刃紋:錵出来匂口の深い互の目乱れを焼き
刃中、砂流が掛かり帽子、先尖り返る。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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