ご注文番号:25088
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:巌国山麓青龍軒盛俊造之
慶應元年乙丑六月日
鞘書:岩国山麓青龍軒盛俊造之 慶應元年乙丑六月日 典型作の一也 刃長二尺三寸有之 寒山誌
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は 巌国山麓青龍軒盛俊造之としては最上作にランクされます。
はばき:金着二重
刃長:69.8cm
反り:1.6cm
目釘穴:2個
元幅:3.35cm
先幅:2.3cm
重ね:0.7cm
刀身重量: 740g
時代:江戸時代末期 (1865)
体配:身幅広く重ね厚く反りが深くつき鋒が大きく伸びる。生刃を5cmほど残す。茎が長いのは盛俊の典型です。
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がつく。
刃紋:揃った互の目乱れが連なり刃中、足、葉が柔らかく入り、砂流、金筋が働く。 帽子乱れ込んで返り焼き下げる。
特徴:青龍軒盛俊、岩本清右衛門は防州岩国出身の刀工で天保8年(1837)から江戸に出て長運斎綱俊の門に学んだ。各地を巡って技術向上を図り、岩国吉川候の抱工も務めた。師の綱俊からの信頼も厚く、息子である二代綱俊を盛俊のところで修行させたと伝えられる。慶應3年(1867)66歳にて没した。
特徴: 本作は整った互の目が几帳面に焼かれ、作刀に没頭した彼の生真面目さが伝わるかのような出来の作品です。健全で見事な出来の作品です。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書
全身押形
価格:750,000円
商談中 HOLD