ご注文番号: 24214
刀:白鞘入り、拵え付き(第54回重要刀剣)(拵:保存刀装具)
銘:無銘(青江)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は青江としては最上作にランクされる作品です。
鎺:金着二重
刃長:68.1cm
反り:1.8cm
目釘穴:3個内2個埋
元幅:2.8cm
先幅:2.0cm
重ね:0.4cm
刀剣重量620g
時代:鎌倉時代末期頃
体配:身幅、重ね尋常な反りが深くついた大磨上無銘の刀。
茎には朱銘が残るが不明です。
地鉄:青江らしい詰んだ地鉄に映りが現れる。
刃紋:小沸出来直刃に小足が入り葉が働く。帽子のたれて尖りごころに小丸に返る。
特徴:青江一派は古青江、中青江、末青江と大別され、本作は中青江、鎌倉時代末期の作品と考えられる。 穏やかな作風で、地刃に青江の特色がよく現れた作品で、施された研磨も最上級で地鉄の良さがよく引き出されています。
拵:(保存刀装具)
鐔:竪丸形の銀地鐔に波と千鳥の図 銘: 幡光堂友常
総金具:銀地に波濤図
鞘:朱塗鞘
目貫:牡丹紋、藤巴紋
2枚の切羽:素銅地に金で包む。
第54回重要刀剣指定書
保存刀装具鑑定書(拵)
葵美術鑑定書
全身押し形