ご注文番号:24640
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:伯耆守平朝臣正幸
文化十三年子八月
鞘書:人間国宝 本阿弥日州 伯耆守平朝臣正幸
うぶ中心 文化年期あり傑作示す也 長さ二尺二寸五部有る之
昭和五十七歳戌柑水?月記之 本阿弥日州 花押
新々刀:上々作:薩摩
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は としては 上上作 にランクされる作品です。
鎺:金着一重
刃長: 68.2センチ
反り:1.7センチ
目釘穴:3個
元幅:3.32センチ
先幅2.38センチ
重ね:0.7センチ
刀剣重量:815グラム
時代:江戸時代文化13年
体配:身幅が広く重ねのしっかりとした反りの深い鋒ののびた健全な作品
地鉄:小板目肌よく練れて黒味のする地鉄となる。
刃紋:沸出来、匂口の深い尖互の目乱れが続く。
刃中、砂流。金筋が働き帽子。乱れ込んで小丸に返る。
特徴:正近の門人で姓は伊地知初名は正良(3代目)頃からの作品があり寛政元年伯耆守を受領とともに正幸と改める。作品は文化14年におよび文政2年87歳で亡くなる。刀工教育家でもあったと言われている。元平ともよく似た作品を製作する。元平と同様茎の筋が茎尻に真ん中より少しずれた部分に筋が移動しているのは偽銘を防ぐ意味があったと言われている。これは薩摩の多くの刀工が行っておりますので注意をして見てください。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書
全身押し形
価格:1,450,000円