ご注文番号:23450
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:備前国住長船孫右衛門尉清光
永禄十二年二月吉日
鞘書:備前国住長船孫右衛門尉清光
御伝来 芸州浅野家 生中心在銘 永禄十二年紀
長さ2尺1寸5分有之
昭和甲子歳霜月記之
本阿弥日州(花押)
末古刀:上作:備前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は備前国住長船孫右衛門尉清光としては 上々作 にランクされる作品です。
鎺:銀鎺に家紋を彫る。
刃長:65.2cm
反り:1.7cm
目釘穴:3個
元幅:3.26cm
先幅:2.29cm
重ね:0.73cm
刀剣重量 790 グラム
時代:室町時代永禄12年
体配:身幅が広く重ね厚く重ね厚く鋒の大きく伸びた体配で反りも深い体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌に小杢目肌が混じって綺麗な地鉄となり映りが現れる。
刃紋:沸でき直刃明るく冴えて小足に葉が働き物打ちから先に互の目乱れしまり帽子、乱れ込んで先掃掛となる。
特徴:備前国住長船孫右衛門尉清光は俗名打の作品で丁寧に制作されたのは大名家などの依頼による作品である。
見ればお分かりのように地鉄の美しさは抜群で詰んだ地鉄に映りが現れ見事です。
刃紋は明るく冴えて帽子は乱れ込んで細かな金筋が働いております。
葵美術より一言:俗名入りの素晴らしい作品で銘の部分もしっかりと彫られ
大名家の作品として大切に保存されてきたと考えられます。健全であり肉おきの良い見事な作品です。
特別保存刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形