ご注文番号:24342
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘: 備州長船則光
文明二年二月日
末古刀:上作:備前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は備州長船則光としては上々作 にランクされる作品です。
鎺:銀一重
刃長:2尺1寸9分5厘(66.48センチ)
反り:5分(1.5センチ)
目釘穴:1個
元幅:2.83センチ
先幅:1.1センチ
重ね:0.7センチ
刀剣重量:590グラム
時代:室町時代 文明の頃
体配:身幅尋常な重ねに厚みがあり、
鋒の伸びた体配の良い作品です。
地鉄:小沸出来練れて精良な地鉄となり、映りが現れる。
刃紋:匂出来互の目乱れが続き、帽子大きめに丸く返る。
特徴:備州長船則光は初代は長光の門人で6代頃に該当いたします。目釘穴1個と珍しく出来も良い作品です。550年近く経過した作品で大切に保存されてきたと思います。
拵:
鍔:円形の鉄鍔に将棋の駒を金で象嵌する。
縁頭:赤銅魚子地に植物の花などを高彫りして金を色絵で描く。
鞘:この鞘は頃呂色鞘に青貝散らしの鞘で複雑な色合いで素晴らしい鞘であると考えます。
目貫:赤銅で花やその実を高彫りし、一部金で描く
葵美術より一言:本作の拵もよく映りがでた作品で互の目乱れの出来をしております。拵も見事な作品でぜひお勧めしたいと思います。
特別保存刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形
価格:1,250,000円