ご注文番号:21335
刀:白鞘入り(保存刀剣)
銘:無銘(法華)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(法華)としては上々作にランクされる作品です。
はばき:金着一重はばき
刃長:70.8cm
反り:1.3cm
目釘穴:2個
元幅:2.97cm
先幅:2.08cm
重ね:0.71cm
時代:南北朝時代
体配:身幅重ね尋常な刀。
地鉄:小板目肌良く詰んで微塵の地沸が付き柔らかな肌合いとなる。
刃紋:錵出来、直刃刃文に小足が働く。
特徴:法華鍛冶とは備後の一乗派の別称で法華三原ともいう。一乗が法華宗の僧となったからである。一乗の応安元年(1368年)の刀銘に「備後国尾道住日蓮宗師一乗作」と切ったものがある。
葵美術より一言:本作は法華として認められた作品で時代は南北朝時代。刃紋も直刃出来で足の働きも素晴らしく出ております。
保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定:全身押し形