ご注文番号:23418
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘: 無銘(龍門)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(龍門)としては 上々作 にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:金着二重
刃長:69.8 センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:1個
元幅:2.43センチ
先幅1.69センチ
重ね:0.59センチ
刀剣重量:570グラム
時代:鎌倉時代 後期 嘉暦元年1326年
体配:大擦上無銘でやや細身の作品で反りがあり切先やや伸びる
地鉄:小板目肌よく練れて黒味のある地肌となり映りが現れる。
刃紋:沸出来直刃足がよく入り帽子丸く先小丸に返る。
特徴:龍門は現在の奈良県吉野郡吉野町の北部竜門岳南陵一帯を昔は龍門荘といった嘉暦といえば正中の変に敗れた(1324年)に敗れた後醍醐天皇が再び倒幕の密儀をかわし始めた時代で奈良の僧兵が彼の味方であったから後醍醐天皇に対して龍門鍛治はそれに味方をしていた事になります。
拵:半太刀拵
鍔:太刀鍔に赤銅のあ切羽を巻き金で家紋を入れる
縁頭:赤銅魚子地に金線で色絵をして囲む
鞘:焦茶色に黒い紋様を入れ鐺には
赤銅地に周りを金線で色絵を施す。
目貫:赤銅で馬の図柄を彫る。
葵美術より一言:鎌倉時代(1324年)に活躍した刀工で後醍醐天皇が再び倒幕の密儀をかわし始めた時代。拵は半太刀拵です。 刀は大擦上無銘で鎬地もあるため時代の部分がよくみて取れます。
特別保存刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形