ご注文番号:24216
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:越後守包貞(2代)(坂倉言之進照包)
新刀:大業物:上々作:摂津
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は越後守包貞としては上々作 にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:金着一重
刃長:69.2センチ
反り:0.8センチ
目釘穴:1個
元幅:2.94センチ
先幅:1.98センチ
重ね:0.58センチ
刀剣重量:630グラム
時代:江戸時代寛文の頃
体配:身幅、重ね尋常な反りが浅く鋒尋常な姿をした作品です。
地鉄:小板目肌よく練れて綺麗な大阪地鉄となる。
刃紋:沸出来互の目乱れ匂口が深くつき、
濤乱刃となり華やかな地鉄となる。
特徴:越後守包貞は動濤刃の名人として名を知られた刀工です。その動濤刃の製作し始めた刀工は津田越前守助広と言われている。包貞は助広や井上真改の刃紋を真似してその働きは大変似た作品を多く取り入れております。また助広の動濤刃ばかりでなく動濤刃とは異なった作品も製作しており、変化に飛んだ乱れ刃紋を製作しております。
葵美術より一言:初代弟子のち養子となり越後守をも蹈襲越後守と銘ず。 許可がなく官名を罷りならぬとの達しにより坂倉言之進と改める。従って当初越後守包貞となっていたがその後は坂倉言之進照包と銘を変えた。越後守包貞の動濤刃は実によくできております。
特別保存刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形
価格 950,000 円(消費税、送料共)