ご注文番号:24317
大小:
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大:白鞘入り、拵え付き、箱付き(特別保存刀剣)(保存会鑑定書)(大小拵え:特別保存刀装具)
銘:奥大和守朝臣元平
享和元酉春
鞘書き:奥大和守平朝臣元平 九字銘享和元年記紀有之而推吋同工圓熟期五十八歳也幅廣平肉豊か腰反で鋒延びる雄勁なる形態を呈し持前鍛錬の良さを存分に示し小板目に地沸厚く
地景入り刃文は尖刃交じりの間遠の互の目乱を焼き匂深で沸厚く荒目を盛んに交え砂流・沸筋・金筋・湯走が働き同工得意の倩作志津を範としたる出来口を見せ健體出色哉
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は奥大和守朝臣元平としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき : 金着二重
刃長:71.6センチ
反り:1.9センチ
目釘穴:1個
元幅:3.13センチ
先幅:2.13センチ
重ね:0.65センチ
刀剣重量:720グラム
時代:江戸時代享和元(1801年)
体配:身幅尋常で重ね厚く反りが深くつき
帽子ののびた体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌よく練れて精良な地鉄となり地景が入る。
刃紋:沸出来明るく冴えた互の目乱れ匂口が深く
鋒、乱れ込んで一見すると直江志津に見てとれる。
特徴:元平の地鉄は黒味がかかった無地風とこのようによく寝れた地鉄に地景が入りよく見て取れる地鉄となる作品があります。
この作品は後者の作品で地鉄がよく見て取れます。刃中に砂流金筋が働きます。
拵:特別保存刀装具
鍔:桐紋散らし図 円形両櫃穴大は両金埋
縁頭:桐紋散らし図 裏補金無銘
鞘:黒漆
小柄:笄:葵紋三桑図同地、同彫 無銘
目貫:葵紋三双赤銅魚子地高彫り金色絵
葵美術より一言:この作品は奥大和守朝臣元平の作品で拵は見事な作賓をしております。
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小:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(大小拵え:特別保存刀装具)
銘:奥大和守朝臣元平
寛政六年寅春
鞘書:薩州奥大和守平朝臣元平 九字銘に寛政六年紀を添え同工五十一歳吋の吋所作也
幅廣・大鋒の豪毅な形態を呈し彼の持味なる鍛錬の良さを示し尖刃交じりなの動勢ある互の目乱れを焼き沸豊かに盛んに荒目付き砂流し・金筋・沸筋湯走など絡み火炎風の帽子となるなど同工円熟期の活氣漲る優品也 因みに地中の処々に看取される稲妻状の打ちのけは元平の釣針と呼び見所とされる
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は奥大和守朝臣元平としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき : 金着一重
刃長:1尺8寸1分(センチ)
反り:5分(センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.16センチ
先幅:2.46センチ
重ね:0.68センチ
刀剣重量:620グラム
時代:江戸時代享和元
体配:身幅が広く重ねしっかりと反りが深くつき鋒が大きく伸びて健全な肉置きの良い作品をしております。
地鉄:小板目肌よく練れて地景がよく働き黒く練れた地鉄となる。
刃紋:匂口が深くつき沸出来互の目乱れ芋づるが入り砂流金筋がよく働く、特に鋒の働きは古刀の激しい乱れが思い出され、金筋、稲妻、鋒の刃紋にそって金筋が働く。特に脇差の鋒は長くその働きは見事であり素晴らしい働きであります。
拵:特別保存刀装具
鍔:桐紋散らし図 円形両櫃穴大は両金埋
縁頭:桐紋散らし図 裏補金無銘
鞘:黒漆
小柄:笄:葵紋三桑図同地、同彫 無銘
目貫:葵紋三双赤銅魚子地高彫り金色絵
葵美術より一言:この作品は奥大和守朝臣元平の作品で拵は見事な作賓をしております。
大小元平の素晴らしい作品です。 拵も同様特別保存刀装具となっておりお勧す。
大刀は地鉄の美しさ。脇差が波紋の働きの圧倒されます。さらに拵はきっとご満足される作品です。
箱には薩摩鹿児島藩、島津家の丸に十字紋と葵紋が施されております。
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刀:特別保存刀剣
刀:保存会鑑定書
脇差:特別保存刀剣
大小拵え:特別保存刀装具
箱付き
葵美術評価鑑定:全身押し形
価格:5,500,000円