ご注文番号: 23473
短刀:白鞘入り(保存刀剣)
銘: 無銘(菊地槍)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(菊地槍)としては上作にランクされます。
刃長:23.3cm
反り:0.1cm
目釘穴:2個
元幅:1.77cm
重ね:0.93cm
刀剣重量215g
時代: 南北朝時代
体配:身幅が狭く重ねが厚く、 鋒の棟を残して上部の鎬地を削った鵜首造りと呼ばれる造。
地鉄:小板目肌に杢目が交じり映りが現れる。
刃紋:沸出来潤みごころの直刃に足が細かく盛んに入り帽子小丸に返る。
特徴:
菊池槍は南北朝期に肥後で活躍していた菊池氏が延寿派に作らせた槍で、長い竹の先に縛り付けて使用されたと言われています。
葵美術より一言:南北朝期に使用されたと思われる古い菊地槍です。全体的に小疵がありますが、実戦用の古い武器ですので仕方がないと思います。とはいえ刃文ははっきりと残っていて一見すると直刃ですがよく見ると小足がよく働き丁子刃風になっているのがみて取れ、趣のある作品です。
保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書
全身押し形
価格:350,000円