ご注文番号:24260
短刀:拵え入り(保存刀剣)
銘:無銘(島田助宗)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(島田助宗)としては 上々作 にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:銀一重
刃長:19.6センチ
反り:内反り
目釘穴:1個
元幅:1.97センチ
重ね:0.72センチ
刀剣重量135グラム
時代:室町時代中期から末頃
体配:小ぶりであるが重ねの厚い短刀です。
地鉄:小沸出来の地鉄に映りが現れる
刃紋:皆焼焼きの地鉄がよく現れ華やかな波紋となる。
特徴:嶋田助宗は室町時代文安の頃から活躍する刀工で天文が3代目と言われる新刀期になると亨保18年となる。
本作は永正頃の作品と考えられる。(1504年)
拵:
鍔:赤銅地に波の図柄を描いた図
縁頭::赤銅地に波の図柄を描いた図:
小柄:赤銅地に獅子の図柄を高彫りし金で色絵を施す。
小刀:伯耆守信高
割れ笄:波の紋様を高彫りする
鞘:朱と黒の合わせた色
切羽2枚:素銅地に金を巻いた切羽です。
目貫:表と裏に恵比寿様と大黒様の図を高彫りし金の色をつけた作品
葵美術より一言:皆焼出来の波紋は南北朝時代以前から製作されておりますが製作が難しくなかなか製作が難しいと言われております。 本作は鋒から中ほどまで華やかな刃紋で砂流、金筋が働くなど後半に入ってやや穏やかな波紋となります。重ねは厚く見事な出来をしております。室町時代文安の頃1444年
保存刀剣
葵美術正真作
全身押し形