ご注文番号：24293
脇差：白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘: 守重(信州飯田・新刀)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は守重としては 上作 にランクされる作品です。
鎺:金着一重鎺
刃長:50.0 センチ
反り:1.3センチ
目釘穴:1個
元幅:2.85センチ
先幅2.27センチ
重ね:0.63センチ
刀剣重量:475グラム
時代:江戸時代寛文の頃
体配:身幅しっかりと重ね尋常で反りやや深くつき
鋒長めの姿をした作品です。
地鉄:板目肌の杢目肌が混じる。
鎬地:柾目はあまりなく板目肌の杢目肌となる。
刃紋:沸出来、直刃に小足が良く入った刃紋がよく働き
刃中、砂流に細かな金筋が働く、帽子は丸く変える。
拵え：
鍔：竪丸型の赤銅地。両櫃穴。
目貫：赤銅地に何らかの図を容彫り、金色絵する。
縁頭：赤銅魚子地に鳥と貝の図を高彫、金色絵する。
鐺：鉄地に鳥が飛んでいる様子を彫り真鍮色絵する。
特徴:守重は江戸時代寬文頃の作者で出来は板目肌に杢目肌が混じり恐らく鎬地と地が1枚となっていると思います。
葵美術より一言:この作品は一見すると古刀に見えてきます。地鉄もよく刃紋も穏やかな直刃に小足がよく入り、反りもあり体配の良い作賓です。守重はあまり見ない刀工ですがこの度拝見し出来の素晴らしさに感心いたしました。是非お勧めしたい作品です。穏やかな中でピリッと締まった作品です。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書
全身押し形
価格:550,000円
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