ご注文番号:23579
脇差:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)
銘: 無銘(三原)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(三原)としては 上作 にランクされる作品です。
研磨済み上手な研磨が行われております。
鎺:金着二重
刃長:53.6センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:2個
元幅:3.01センチ
先幅:2.00センチ
重ね:0.3センチ
刀剣重量: 575 グラム
時代:室町時代初期頃
体配:大擦上無銘で身幅広く、鎬高く、重ね薄く、反りが深くつき鋒が伸びた体配の良い姿をした作品です。
地鉄:板目肌練れて肌立ち、柾目が混じる地には白気映りが現れる。
鎬地:地鉄と同様な地鉄で板目肌がよく練れた地鉄となる。
刃紋:小沸出来直刃小足が働き潤み心があり帽子、焼き詰風となる。
特徴:三原と鑑定された作品で肌目が目立ち映りが現れ刃紋は直刃出来で帽子は焼き詰めとなるなどその特徴は手掻とも思える
作品です。
拵え:
鍔:木瓜形の鉄鍔に菊花透。早乙女鍔。
目貫:流水紋と鳥を彫る。
縁頭:赤銅魚子地に木の枝にとまる鳥を高彫りし金で色絵をほどこす。
鞘:変わり塗り鞘。
葵美術より一言:三原とも手掻とも取れる作品で地肌が肌立ち、地沸がよく付き、白気映りが現れ、肌立つ地鉄となり、がっしりとした作品です。是非お勧めしたい作品です。鎺は金着二重となっております。
*棟に誉傷が一箇所ございます。
保存刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形