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お知らせ

鑑定会 : 第517回


前回の回答は、
無銘(手掻包清)でした。

特徴:本作は無銘であるが手掻包清と鑑定される。
包清は手掻一派の刀工で鎌倉時代の包永を祖としている。
手掻派は東大寺の西正面にある転外門の外辺に居住し
東大寺の僧兵の為に制作したと伝えられ
制作年代は在銘の短刀がある所から
鎌倉時代末期の作品と考えられます。
    

第517回:今回の鑑定 誰でしょうか?(平成30年12月15日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

刃長:71.4センチ
反り:1.9センチ
目釘穴:1個
元幅:3.15センチ
先幅:2.31センチ
重ね:0.81センチ
体配:身幅が広く重ね厚くがっしりとした作品で
反りやや深く切先が延びた堂々とした作品。
地鉄:小板目肌よく練れて地錵が厚く付き
地景が入り潤いがあり独特の地金となる。
刃紋:刃区より直刃、その先数珠刃を焼き
匂口深く丸みを帯びた互の目乱れに足が良く入り
刃縁、柔かく明るく冴える。
帽子:丸く先掃掛となる。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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