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お知らせ

鑑定会 : 第567回


前回の回答は、
 無銘(義光)でした。

特徴:長船義光は景光の子とも兼光の子とも云われている。  
現存作によると鎌倉時代末期の元亭から南北朝時代初期の貞治にわたり活躍する。
彼の初期の作品は景光風で南北朝時代に入ると兼光風となる。 
この刀は小板目肌が詰んで地錵が微塵に付き乱れ映りが鮮明となり
互の目乱れに小互の目、片落互の目乱れ、尖り互の目乱れとが交り総じて逆さごころの刃紋となる。
匂勝に小錵のついた明るく柔らかな匂口となり砂流がかかり、
帽子が乱れ込む特色がある所から景光、兼光周辺に鑑せられるものが有ります。
姿は鎌倉時代末期から南北朝時代初期の様式を留め乱れに多種の刃が交り
やや小模様になるところが有り義光に最も擬せられるものであり
極めは正しく首肯される。鍛えが良く練れて誠に精美であり乱れに変化があって
刃縁も細かに良く働き同工極めの優品である。刀剣博物館図譜より抜粋。

第567回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和元年12月7日)
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刃長:22.0センチ
目釘穴:1個
元幅:1.9センチ
先幅:センチ
重ね:0.42センチ
刀身重量: 100 グラム
体配:やや小振りの短刀で茎が長い。
地鉄:小板目肌よく練れて柾がかり地錵が良く付き地景が働き肌目が良く見て取れる。
刃紋:表裏の刃紋が良く揃った皆焼焼の作品で華やかさがあり帽子、乱れ込んで刃中、砂流、金筋が入る。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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