前回の回答は、
越後国儀光作/昭和六十八月吉日 でした。
特徴:越後国儀光はは現在無鑑査刀匠として活躍をされております。
昭和二十三年に新潟県に生まれ 昭和四十四年に吉原義人、荘二氏に師事し、
日本刀製作をし高松宮賞・文化庁長官賞など幾多の特賞を受賞、
昭和六十年には無鑑査認定となりました。 ほとんどが一文字写しの作品が多い中で本作のごとく
穏やかな備前景光写しなども制作しております。
第603回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和2年8月22日)
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刃長:66.5センチ
反り:1.4センチ
目釘穴:3個内2個埋め
元幅:3.09センチ
先幅:2.17センチ
重ね:0.61センチ
刀身重量:590 グラム
体配:表裏に棒樋を彫り身幅、重ね尋常な反りやや深く切先が伸びる。
地鉄:板目肌、肌立ち地錵が良く付きが付き地景が働く
刃紋:錵出来互の目乱れとなり、のたれが掛かり刃中、二重刃があり砂流し、金筋が長く働く。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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