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鑑定会 : 第604回


前回の回答は、
無銘 (伝 為継)  でした。

特徴:為継は通説、郷義弘の子で、則重に師事したと伝えているが、年代的な点にはなお検討の余地が有るとされる。
延文二年(1357)及び応安二年(1369)紀で「越前国藤原為継」銘の作が押し形に見られ、
また実存する作に応安七年紀で「濃州住藤原為継銘の作があることから、応安二年より同七年(1374)の間に越前より美濃に移住した事が分かる。

第604回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和2年8月29日)
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刃長:2尺3寸1分(69.99センチ)
反り:5分(1.5センチ)
目釘穴: 1個
元幅:3.02センチ
先幅:2.11センチ
重ね:0.68センチ
刀身重量:685 グラム
体配:身幅重ねしっかりと反りやや深く付き切先が伸びる
地鉄:小板目はだ実に良く詰んで地錵が良く付き、美しい地金となる。
刃紋:錵出来刃区よりのたれてその先、互の目乱れとなり
高低に変化があり帽子ほぼ一枚に返り焼き下げる。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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