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お知らせ

鑑定会 : 第615回


前回の回答は、
無銘(月山)でした。

特徴:月山は出羽国月山の霊場に澄んだ鬼大丸を元祖とする。
以来月山の麓では刀鍛冶が栄え、軍勝、近則、久利などの名人を輩出した。
鎌倉期から室町期にかけて月山の銘を刻んだ実用性の高い
綾杉肌の美しさの両面から全国に広まり、この刀工集団を月山物、月山鍛冶と呼んだの
です。
しかしながら戦国時代が終わると月山鍛冶は終焉を迎えその後は途絶えた。
江戸時代初期以前の作品を古月山と便宜上呼称されている。
やがて江戸時代末期に初代貞一が綾杉肌の復元に努め完全の成功した。
それ以降、貞一の月山一派は特殊な技術として一門以外には教えず極秘として現在に至る。

第615回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和2年11月14日)
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刃長: 73.1 センチ
反り: 1.0センチ
目釘穴: 1個
元幅: 3.2 センチ
先幅: 2.3センチ
重ね: 0.8センチ
刀身重量: 875グラム
体配:身幅が広く重ね厚く反りやや浅く中鋒となる。
地鉄:小板目肌よく詰んで地沸がつき綺麗な地金となる。
刃紋:沸出来互の目乱れに丁子乱れが混じり足よく働き明るく冴えて
刃中、砂流金筋が働く。帽子、のたれて丸く返る。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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