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お知らせ

鑑定会 : 第670回


前回の回答は、
梵字 四王大権現造兼乕
刃淬遊雲斎真雄 
でした。

特徴:山浦真雄は品のの刀工で小諸において山浦治右衛門寿昌右の長男として生まれる。その弟が有名な清麿である。
真雄は銘をいくつも変えている遊雲斎、天然子寿昌、正雄などと銘を返
る。 元々剣術が上手であった為それが高じて
日本刀の制作を目指す。兄弟ともに仲が良かったと考えられ弟清麿とともに上田の刀工川村寿隆の者に入る。のちに
天保8年(1837年)に江戸に上り、浜部寿実に入門し翌年には京都において作刀を行った。
これらの時代はかなり刀剣制作に悩んでいた時代であったと考えられる。
匂口の締まった丁子乱れから離れて相州伝をものにする前段階の悶々とする時代であったと考えられます。

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第670回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和3年12月11日)

刃長:52.1センチ
反り:1.0センチ
目釘穴:1個
元幅:3.18 センチ
先幅:2.25 センチ
重ね:0.69センチ
刀身重量:535 グラム
体配:身幅が広く重ね厚く反り浅く鋒が伸びる
地鉄:小板目肌よく詰んで 地沸がつき映りが現れる。
刃紋:匂い出来丁子乱れに小丁子乱れが混じり
小足、葉が盛に働き帽子一枚風に返る
刃中に柔らかな葉が入る。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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(弊社都合により鑑定コーナーに関するメールには返信できませんのでご了承ください。)