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鑑定会 : 第678回


前回の回答は、
肥前国住藤原忠廣 でした。

特徴:本作は二代目近江大掾忠廣の若作である。2代忠広は平作郎といい、初代忠吉の嫡子で、寛永9年父が亡くなったときまだ19歳であった。
一門の協力により寛永10年から彼の作刀は現存する。寛永18年7月、近江大掾を受領し、元禄6年、81歳没。
本作は地刃の出来が優れ、まだ受領前の作である。初代の忠広銘との相違は「藤」の「広」の字に注意すべきである。

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第678回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和4年2月12日)

刃長:35.5センチ
反り:0.8センチ
目釘穴:1個 
元幅:3.24センチ 
先幅:2.85センチ
重ね:0.74センチ 
体配:身幅広く、重ねの厚い、切先の長い、しっかりとした脇差。
地鉄:小板目肌が良く詰んで、地沸が付き、地景が入る。
刃紋: 匂口の深い直刃、刃中砂流が掛かる。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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