前回の回答は、
坂倉言之進照包/
天和二年二月日でした。
特徴:照包は初代越後守包貞に学びその跡目を継いだ。
当初初代と同様な名前を名乗ったが初代の実子が成人すると
越後守包貞を譲り自ら坂倉言之進照包と銘した。
改名の時期は延宝8年頃と言われている。 越後守包貞を名乗る時代は
ほとんど裏銘は入れませんが
坂倉言之進照包銘ではほとんど必ずといって良いくらい
裏銘を入れるのが特徴であります。
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第684回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和4年3月26日)
刃長:73.0センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:2個
元幅:2.97センチ
先幅:2.02センチ
重ね:0.6センチ
刀身重量:695グラム
体配:身幅が広く重ね適度につき反りの深い体配の良い刀
地鉄:小板目肌よく詰んで綺麗な地鉄となり映りが現れる
肌目:小板目肌に板目肌を交え肌目がよく見て取れる図柄となる。
刃紋:小板目肌良く練れて刃中に金筋が働く
帽子:乱れ込んで先尖りごころとなる
鎬地:板目肌大きく働き杢目肌になる。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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