前回の回答は、
無銘(波平)でした。
特徴:波平一派は平安時代末期から始まり、その流れは江戸時代末期まで続く。
平安時代、鎌倉、南北朝時代の作品を古波平と室町時代初期の作品を単に波平と称す。
作風は豪壮な作品から細身の作品があるがどちらも刃紋は直刃出来に小足、
小乱れの作品となり地金は練れて大肌の作品で地金が良く見てとれ
中には綾杉肌を思わせる作品もあり肌物と称される作風となる。
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第730回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和5年2月18日)
刃長:58.4センチ
反り:0.6センチ
目釘穴:2個
元幅:3.22センチ
先幅:2.11センチ
重ね:0.62センチ
刀剣重量 650 グラム
体配:身幅重ねしっかりとした体配の良い脇差
地鉄:沸出来板目肌に地景が良く働く,特に地鉄に肌立つ部分と地景が良く働く
刃紋:沸出来互の目乱れ匂口が深く刃中、砂流、金筋が働き飛び焼きが入り帽子丸く返る
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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