前回の回答は、
備州長船則光
享徳元年八月日
でした。
特徴:長光の門人として伝えられた則光は南北朝時代を経て室町時代末期迄続く
本作は応永備前の盛光に酷似した作品で、特によく練れた抜群の地金となり
潤いがあり、地景が入り、当時の状態がよく見て取れる。
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第748回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和5年6月24日)
刃長:70.6センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:2個
元幅:2.7センチ
先幅:1.96センチ
重ね:0.57センチ
刀剣重量 570グラム
体配:茎を間一文字に切り身幅、重ね尋常な作品で
反り適度につき切先が尋常な体配をした姿をした作品です。
地鉄:柾目肌主体に杢目が混じり精良な地鉄となり地景が混じる。
刃紋:沸出来匂口が深く互の目乱れとなり
穏やかな刃縁が続きのたれ刃がゆったりと付き金筋、砂流が入る。
帽子、掃掛て金筋が柔らかく働く
鎬地: 本作に鎬地をみると板目肌の柾目肌さらに板目肌が混じった作品。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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