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お知らせ

鑑定会 : 第751回


前回の回答は、
(象嵌銘)元重(長船)
(象嵌銘)小林
でした。

特徴:元重は鎌倉末期の刀工。重真の兄にして大蔵允と号する。古来元重は「古元重」と貞宗3哲の「元重」の二人を区別していたが、古元重を初期時代とし、建武以降の元重を後期とする説も出てきています。作刀が嘉元から南北朝期の延文、貞治までにみられるため、彼はとても長命だったと推察されます。また刀剣の押し型も多く残されておりたいへん参考となる刀工です。地鉄が詰んで映りが良く立ち、刃紋は直刃調に小足がよく働く素晴らしい作品です。茎にきられた元重と小林という素銅象嵌が一体何なのか、とても興味を惹かれる脇差です。出来の優れた古刀、備前元重をお勧めいたします。

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第751回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和5年7月15日)

刃長:68.8センチ
反り:3.1センチ
目釘穴:2個
元幅:2.89センチ
先幅:1.88センチ
重ね:0.65センチ
刀剣重量 615 グラム
体配身幅、重ね尋常な作品で反りが深くつき
切先やや長めの体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌よく練れて無地に近い地肌となる。
刃紋:沸出来互の目乱れ。逆さ丁子乱れが良く見て取れる
足よく入り帽子 丸く返る。

ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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