前回の回答は、
大和守安定(無保証)
(金象嵌)二ツ胴両度落切手山野加右衛門(花押)
でした。
特徴:本作はよく研磨が行われ地鉄が良く引き出されておりますし、裁断銘が金象嵌で行われており、一見すると正真と見てしまう上手な作品で出来も優れております。 しかしどっしりとした重さは新々刀の感じがいたします。茎も長く銘も慎重に切っております。金象嵌銘もやや太く、出来が良いため惑わされる傾向があります。 当社としては正真扱いはいたしません
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第798回:今回の鑑定 誰でしょうか?(令和6年6月8日)
刃長: 68.9センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:2個
元幅:2.83センチ
先幅2.09センチ
重ね:0.57センチ
刀剣重量:590グラム
体配:樋と房樋を彫る、反りが深く鋒が伸びる。
地鉄:板目に柾目がよく混じり地景が入る。
刃紋:沸出来直刃にのたれが混じり、互の目が混じり、二重刃が入り帽子柔らかく丸く返り、その先掃掛ける。
ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。
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(弊社都合により鑑定コーナーに関するメールには返信できませんのでご了承ください。)