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お知らせ

鑑定会:第240回



前回の回答は、
宇多平国
でした。
特徴:宇多平国の始祖は大和国宇陀郡より鎌倉時代末期に越中に移住した國光と云われている。
室町時代には国宗を筆頭として活躍し、国房、国次、等の刀工が見られる。
越中国宇多平国は國宗の門人として活躍し肌目が良く見て取れ地金が黒く則重を彷彿とさせる。
地金で刃中に砂流、金筋が盛んに働く。本作は大変珍しい両刃の作品です。
備前には多くの両刃の短刀が制作されたが宇多一派では珍しく又出来も相州伝の傑作ともいえる作品です。
抜群の練れた地金と見事な刃紋は飽きさせない名画を鑑賞する様な作品です。
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第240回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成25年4月19日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
刃長:50.0センチ
反り:0.9センチ
目釘穴:2個 
元幅:3.28センチ 
先幅:2.33センチ
重ね:0.73センチ 
時代:江戸時代 寛永頃 十七世紀
体配:元幅先幅共に広く、重ね厚く豪壮で、刃長に対しやや反りの少ない鎬造の刀。肉置が良く所謂蛤刃である。
地鉄:小板目良く詰み地沸が付き地景が入る。
物打ち近辺の刃中に鍛えの跡があるが目立たず。
刃紋:匂口深めの互の目乱れに小互の目乱れが交じりざんぐりとして刃中、砂流、金筋が良く働く。帽子乱れ込む。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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