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お知らせ

鑑定会:第249回



前回の回答は、
肥前国住近江大掾藤原忠広
でした。
特徴:忠廣は肥前の刀工で、初代忠吉の実子。本名を橋本平作郎といった。父の没した後の寛永十年紀からの作刀が見られ、寛永十八年(1641年)に二十九歳の時、近江大掾を受領。受領後の正保、慶安頃が最盛期であったといわれる。終生忠吉銘は襲名せず、忠廣と銘した。藩より屋敷と切米二十石を拝領し肥前刀の高揚に務めた。作刀期間は約六十年と長く、長寿であった為作品数は多く作風も多彩である。元禄六年(1693)八十歳にて没した。切味が良く、大業物に指定されている。就中地鉄の精美な点では肥前刀随一といわれ、父忠吉に次ぐ名工との評価が高い。
本作は身幅が広く健全で切先が延びて体配の良いがっちりとした作品で刃紋の
匂口が深く明るい刃をした傑作品で無瑕で出来の優れた作品です。
寒山先生の鞘書には直刃出来傑出の一と記載されている。
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第249回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成25年6月21日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。

刃長:75.3センチ
反り:2.5センチ
目釘穴:2個 
元幅:2.80センチ 
先幅:1.87センチ
重ね:0.71センチ 
体配:ほぼ生に近い反りの深い中切先の堂々とした太刀姿で棒樋と添樋を彫る。
地鉄:板目肌流れ地錵が付き淡く映りが立ち精良な地金となる。
刃紋:中直刃に小足が入り帽子小丸先尖りごころとなる。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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