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お知らせ

鑑定会:第299回



前回の回答は、
無銘(尻懸)でした。
特徴:大和尻懸派(しっかけ)は、現在の奈良県天理市岸田町尻懸の刀工である。
尻懸の名は大和神社の神輿が休息する為に設けられた四角い台石(尻懸石)からきている。
初代則長は則弘の子と伝えられる。
この時期の大和物は地鉄が極めて精美な作が多い。
本作は尻懸派の特徴が良く現れた作で、反り浅く、頭さまで張らない古様な体配をした
優美な薙刀直しの刀です。出来素晴らしくおすすめ致します。
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第299回:今回の鑑定 誰でしょうか? (平成26年7月12日)
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ヒント ※画像をクリックすると拡大します。
刃長:1尺7寸9分5厘(54.39センチ)
反り:4分(1.2センチ)
目釘穴:1個 
元幅:2.50センチ 
先幅:1.77センチ
重ね:0.56センチ 
体配:大摺上げ無銘の長寸の脇差。反りやや深く、中切先で体配の良い刀。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地錵がつき、致景が入り、潤いのある地金になる。
刃紋:錵出来、直刃基調に、互の目が交じり、刃中、砂流し、葉、金筋盛んに働く。帽子は掃きかける。
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回答は次回の鑑定会コーナーで発表致します。

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